the Back of Moonlight
月光の裏側で
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第六章 桐窪貢&奥寺正美編 〜余熱〜
1,同情
寮の部屋にて
部屋に戻ってきた貢に
正美 「どうだった?」
貢 「……誰も出ない……」
正美 「……そう… きっと旅行にでも行ってるんだね。
二、三日したらまたかけてみなよ」
貢 「……俺、ほんとにバカだった…!」
正美 「桐…!?」
貢 「…なんで先輩と寝たりしたんだろう…!
…こうなるのは目に見えてたことなのに……!
正美、お前だって、俺のこと、バカだと思ってるんだろ!?」
正美 「…思わないよ…! 思うわけないだろ…
少なくともお前は、先輩といる間、僕みたいな罪悪感は感じないだろ…?」
貢 「………」
正美 「…な? お前から見たら僕だってバカだろ?
青バッヂに手を出すなんて何考えてんだ?って顔してたぜ?さっき?
だろ?」
貢 「まあな…」
正美 「僕だって亨に会うまで、年下なんて全然眼中になかったもん……
お前にあんなふうに言われて…自分のアホさ加減に腹が立ったよ…
恥ずかしかったしね…
それに比べりゃ、星赤先輩と付き合ってるお前の方が、
まとも、だと思うよ、僕は、ね」
貢 「………」
正美 「……ちょっと羨ましくもあるし」(笑う)
貢 「……羨ましいって…」
正美 「うーん… だって……」
貢 「…なんだよ? まさか…?」
正美 「あ、ないない。何もないって。そうじゃなくてさ…
えへへ… 先輩、スゴイって聞いてますが… ホント?」
貢 「…そっちかよ… んとにネコってこれだからやだ」
正美 「だって… 気になるじゃん! ね!どうだったの!?」
貢 「どう…って……」
正美 「…なんで下向くの…?」(覗き込む)
貢 「………」
正美 「…ありゃ…赤くなってら……
……そんなに良かった…?」
貢 「……(頷く)」
正美 「…なんかお前らしくないなぁ… びっくりだよ…
…一日でお前をこんなにしちゃった先輩ってスゴイね…」
貢 「あ〜あ… これで終わりなのかな…
だったらもっとやっとけば良かった」(ベッド内にひっくり返る)
正美 「……僕もだな」
貢 「お前はいいの! さんざんやったろ!」
正美 「ま、ね」
貢 「けっ! 少しは遠慮して言えっての!」
正美 「えへ…」
貢 「あ〜あ、おいちゃんは穢れる前のお前が好きだったよ」
正美 「僕も。星赤先輩と付き合うなんて大人ね!って感じ」
貢 「…これ、もう要らないだろ。俺がもらっておくよ」
(ベッドの端から写真を取る)
正美 「あ、それとこれとは別。ちゃんと返しといてよ」
貢 「へ〜、抜く時はまだ牧村先輩ってわけ?」
正美 「…そうじゃないけど… 記念に…さ」
貢 「記念〜!? アホか! 亨に言ってやろ」
正美 「…亨も知ってるもん…」
貢 「心の浮気は気にしませんってタイプ?」
正美 「……やっぱそれってそうなる…?」
貢 「…まー心は自由ですから。先も長いしな。返しとく(戻す)
…あ〜あ… もう、このまま会えないのかなぁ……(ひっくり返ったまま)」
正美 「…桐… まだ三週間じゃん…
今までだってそんなにしょっちゅう会ってないだろ?」
貢 「…うん… そうだね… 卒業してから次に会ったの、ゴールデンウィークだった…」
正美 「そらね。三週間なんて大したことないよ」
貢 「……三週間経ったら同じこと、俺が言ってやるよ」
正美 「………」
貢 「……ごめん」
正美 「…いいよ」
貢 「…………」
正美 「……桐…? ……そんなにつらい?」
貢 「………会えないのがつらいんじゃない。
……先輩にとって僕が価値がないのが悔しいんだ…」
正美 「………」
貢 「!………同情か?」
正美 「…ん… そうかも…」
貢 「…亨も可哀相にな…浮気性の彼氏で」
正美 「浮気なんてしてないよ」
貢 「…本気じゃないのを浮気って言うんだよ。
…星赤先輩ひとりで手いっぱいなんだから止めろよ」(横を向く)
正美 「…じゃ、そんなふうに泣くなよ」(顔を覗き込む)
貢 「…仕方ないだろ、勝手に出てくるんだよ」
正美 「……ずっと一緒だったのにさ…
なんか目の前でそんなふうに泣かれると悔しい」
貢 「悔しい?…なんで?」
正美 「……なんか星赤先輩に取られたみたいで……」
貢 「…変なこと言うなよ…」
正美 「……抜いてやろっか?…」
貢 「は…?」
正美 「…三週間やってないんだろ? 抜いてやるって言ってんの」
貢 「………」(ひじで身体を半分起こして正美の手を見てる)
正美 「…先輩には負けるけど、僕もそんなに下手じゃないと思うよ」
(服の上から触ってる)
貢 「………」
正美 「…元気になったよ、どうする?」
貢 「…………………………」
(触り続ける正美の手を凝視した揚げ句、目を閉じて頷く)
正美 「…おっけ。…中、入ってよ」
貢 「(入る)…どうするんだよ…?」
正美 「そっち詰めて」
貢 「(奥の壁にぶつかるような形で座る)」
正美 「脱ぐか出すかしてよ(隣に並ぶように座る)」
貢 「………(ジーパンの釦を外してジッパーを下げる)」
正美 「…もしかして恥ずかしいの?」
貢 「もしかしなくても恥ずかしいよ!」
正美 「顔、赤い……(と、顔を見ながら下着の上から触る)」
貢 「………」
正美 「……濡れてきたね」
貢 「…言うなよ」
正美 「………なんか…」
貢 「…なんだよ…」
正美 「………(左手で貢のTシャツをめくり上げ、乳首を舐める)」
貢 「!……正美… そこまでしなくていい…」
正美 「……」
貢 「ぅ……」
正美 「……(Tシャツを脱がし手を離して両手で乳首を嬲る)」
貢 「ぅ…ぅん…」
正美 「………」
貢 「……正美…!(下着を下げて出す)」
正美 「……(乳首を舌で刺激しつつ。右手で扱く)」
貢 「…ぅ……ぁ………ぁ……・・・
……正美…!……イクッ!…ぅあっ! はぁ…・・」
正美 「……ふぅ…(貢の肩に頭を預けて大きく息を吐く)
… 桐……お前、すげ色っぽい……」
貢 「(肩で息しつつ)……何それ…」
正美 「…なんか… お前、身体が……赤くなる…
…乳首も赤くなってた…」(と言いつつまた乳首にキス)
貢 「……そう言うお前が恥ずかしいよ! 止めろって…!」
正美 「…星赤先輩がお前を手放さない理由、わかる気がする……」
貢 「…………」
正美 「ティッシュ取って」
貢 「……(渡す)」(自分のほうも始末して服を直す…)
正美 「待って」(止める)
貢 「なに…?」
正美 「……お前、それで満足…?」
貢 「…? ああ… ?」
正美 「ほんとに…?」(貢の手を取って自分の股間に持って行く)
貢 「……正美?」(目を見る)
正美 「……欲しくない…?」
第6章・2へつづく>>>>>
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・・・いい感じでラブラブカップルとか言ってたそばからこれだ…ワタシに節操というものはないのか…でも…もうオスのレールに乗っちゃったんだよね…降りれないし引き返せない…そういうもんだと思う…ましてや17才……トップ絵の正美は、「恋愛至上主義」用に描いたもの.気に入ってるけど、眼鏡の位置が上過ぎですね..正美を描いてると頭の中で流れる曲…♪可愛い振りしてあの子、わりとやるもんだねと言われ続けたあの頃、生きるのが辛かった♪…正美君ごめん!…海神
■the Back of Moonlight(月光の裏側で) <29>■海神社 Kaijin-sya 第一版 2007/08/13
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