the Back of Moonlight
月光の裏側で
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第五章 星赤慧&桐窪貢編・2 〜記憶〜
3,木漏れ日
星赤慧の自宅にて 夜
桐 「…ぅん… あ… ぁん…んん…ぁぁ……」
マース 「…痛くないか…?」
桐 「うん… 痛くない…(甘えの混じる声)」
マース 「…して欲しいことがあったら言えよ…」
桐 「うん…!」
マース 「…(貢のものを右手で嬲りつつ、左手は胸に)」
桐 「んん…」
マース 「…(先を口に含む)」
桐 「あ…っ ひあっ! 星赤さん!そこは… !ダメッダメなの!あんっ!」
マース 「…(止める)」
桐 「…だって………」
マース 「いいよ。…こっちのほうが好きなんだろ?」(足を持ち上げる)
桐 「星赤さん…!? …は…あっ…」
マース 「……滲みるか…? 血が出た跡がある…」
桐 「ん… 大丈夫…… ………」
マース 「…… 気持ち良いか?」
桐 「ん…」
マース 「…じゃあ、もっとやってやるから、四つん這いになれよ」
桐 「え…」
マース 「嫌なのか?」
桐 「嫌というわけじゃ…」
マース 「…そういえば、お前とはやってないよな、そういうフツーの体位」
桐 「……」
マース 「…バックは嫌いか?」
桐 「そうじゃないけど… 何となく…」
マース 「ふーん… バックのほうが好きってヤツのほうが多いけどな…
男も女も」
桐 「女も?」
マース 「女は言わないけどな」
桐 「…言わないけど分かるってこと?」
マース 「まあな… お前、けっこう頑固なんだな…
そこで抵抗されるとはね」
桐 「…嫌じゃないけど…」
マース 「無理にとは言わないぜ」
桐 「…それをやると… なんて言うか……」
マース 「……コントロールが出来なくなりそうなのが怖いんだろ?」
桐 「……(黙って四つん這いになる)」
マース 「……くく…」
桐 「…なに…!?」
マース 「身体は正直だよな… 垂れてるぜ…」(と先端から滴る先走りの液を指にとる)
桐 「…!!…………」
マース 「…やらしいよな…こんな格好… フツーはしないよな…?
いかにも入れてくれって体勢だよな…」(その指でアナルをいじりつつ)
桐 「星赤さん…!………」
マース 「…あんまり傷ついてなくてよかったぜ…(舌で愛撫する)」
桐 「あ…! ぁあ… … …ぁ……
・・・・・・・
あ… 星赤さん…っ、お願い… 握って…!」
マース 「…もういくのか…?(貢のものを手にする)」
桐 「…だ、だって……あ、ぁぁ……ぅあっ…!!」
マース 「……たっぷり出たぜ…… 貯めて来たのか?」
桐 「…そんな…」
マース 「マジにとるなって。少し休めよ(手を拭く)
これで終わりじゃないからな…(キスする)
シャワー、浴びてくる」
・・・・・・
(シャワーを浴びて髪を拭きながら戻ってくる)
桐 「…星赤さん…」
マース 「うん…?」
桐 「…あの……」
マース 「なんだ…?」
桐 「…もう1人の桐…さんは、……
(ごくっ)…そういう嗜好の人だったんですか…?」
マース 「…さあな… そうかもしれない、違うかもしれない。
少なくとも、俺は聞いてない。
貢… なんでそんなことを聞く?」(ベッドに腰かける)
桐 「……僕も…同じかも知れない…」
マース 「……なんでそう思う?」
桐 「…僕… 星赤さんに優しくして欲しいとずっと思ってた…
…でも…優しい星赤さんよりも、そうでない星赤さんのほうが
……僕は………」
マース 「…正直だな。でもな、SEXなんてそんなもんさ。
最初は優しくして欲しいと思っていても、
そのうちにそれじゃ物足りなくなる。
お前は、それが早すぎただけさ」
桐 「…そうなのかな……」
マース 「…そういうことにしておけよ…
そんなことを悩んでも意味ないぜ。
俺は、プレイなんかする気は無い。
もし、本当にそういうことがしたいなら、他を当たれよ」
桐 「…他……? そうか…そういうことなのか…」
マース 「そういうことさ… それで、俺はお前に
優しくすればいいのかな? それとも?」
(笑いながらうなじにキス)
桐 「……もう、いいです…星赤さんのしたいようにしてください…(少しすねた感じで)」
マース 「くくく… したいように…ね… 文句言うなよ…」
・・・・・・・
マース 「(体中にキスしながら)…貢…お前、俺を好きだって言ったろ?」
桐 「…え…? あ、はい…」
マース 「俺は、お前に好かれていると思った記憶がないんだが、
いったいいつから俺を好きだったんだ?」
桐 「………」
マース 「桐…?」
桐 「……………最初に会った時から……」
マース 「…!…最初? お前、最初は光克を追い回してたんじゃなかったか?」
桐 「いえ… 光克先輩に会ったのは、星赤さんに会った後です…」
マース 「……」
桐 「…覚えてないんですね… …僕は忘れない…
あの朝、銀杏門のところに立ってた星赤さんを……」
マース 「銀杏門…? …ああ、思い出したぜ…
そうか、あの時の1人なんだな…」
桐 「…そう、あの時、星赤さんが呼び止めた生徒の中の1人…
僕なんて、そんな存在ですよね… 桐って呼ばれてなければ、
忘れ去られてた」
マース 「…俺を殴ったよな… そんなに気になるのか?…この傷が?」
(髪をどけてこめかみの傷と貢の目を見る)
桐 「(微笑)いいえ。…昔は気にしてました。でも…
この傷があったから光克先輩や星赤さんと知りあえた。
逆に感謝したいくらいです」
マース 「…あの頃は気にしてたのか?」
桐 「…殴った理由が気になります?」
マース 「まあな」
(言いながら傷を撫でるように指で触れて優しくキスする)
桐 「……ん… …星赤さん……殴った理由……それです……」
マース 「…?…」
桐 「……あの時も、星赤さんは、傷を撫でたでしょう…?」
マース 「そうだったか?」
桐 「無意識なんですね…(微苦笑)
星赤さんに呼び止められて、近づくと、星赤さんは
僕の髪をかき上げて、この傷を見つけると、謝った…
そして、そっと、かすかに、撫でたんです…
僕はその瞬間、反射的に手が出てた」
マース 「…何故…?」
桐 「…もちろん怒ってたんですよ。
…星赤さんがいることは、あの銀杏並木のずっと手前から
見えてました。…銀杏の葉が色づき始める頃…光が斜めに差し込んで、
制服が紫に見えた… …制服をきちんと着込んで、
髪をオールバックにしてたから皆、星赤さんだと気がつかなくて
自治会の人だと思ってた。
僕は、呼び止められた時、怖いような気持ちと
なんだか誇らしいような気持ちでした…
なのに…… 顔を覗き込まれて謝られて…
恥ずかしさと悔しさと怒りでカッとなった」
マース 「バカヤロウって怒鳴って走って行ったよな」
桐 「…思い出しました? …拳は切れて痛むし、半日、ドキドキしましたよ…
僕、人を殴ったの、後にも先にもあの時だけです。
…昼休みに光克先輩に呼び出されて殴られた時には、
ホッとしたくらいです」
マース 「…アイツもバカだよな…」
桐 「…僕は…光克先輩になりたかった……」
マース 「桐…?」
第5章・4へつづく>>>>>
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・・・桐くんに殴られたエピソードは、…志峰高の姉妹校である茗峰高との合同競技会・峰珠祭という行事があって、応援合戦のポイントを取りたいがために星赤が中等部へ行って、女の子好みのきれいどこを(笑)揃えてくる…という…もちろんやりたかったのは学園ラブコメ。。。(恥)奥寺正美も加藤亨もこの話しの時に考えたキャラ…ええ、描いてませんよ。どうせ私に美少年の描き分けなんて無理だもん…読んで字の通り美の少ないヤツになってしまうもん…マースの制服姿は久しぶりだわ〜…海神
■the Back of Moonlight(月光の裏側で) <26>■海神社 Kaijin-sya 第一版 2007/08/13
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