the Back of Moonlight
月光の裏側で
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第四章 奥寺正美&加藤亨編 〜居残り〜
4,ど真ん中
(お忘れかもしれませんが、M&Mシリーズは、1980年代を背景にしてます。
この頃の「短パン」は、陸上選手が履くようなトランクスタイプの短パンです)
(南楠寮の正美の部屋にて。夜。部屋には正美と亨だけ)
亨 「…声は出さないほうがいいんじゃないすか…?」
(正面に立つと椅子の背もたれに両手を載せる)
正美 「………」
亨 「…力づくなら先輩に勝ち目はないと思いますよ…」
正美 「…やっぱり、お前も兄貴と同じか!」(吐き捨てるように)
亨 「!! 違う!!」
正美 「力づくで押さえればどうにかなると思ってんだろ!?
同じだよ!」
亨 「……じゃあ……どうすればいいんです…?」(泣きそうな顔)
正美 「……なんで僕なんだよ…? 他にいくらでもいるだろ…?」
亨 「……先輩がいいんです… 他の人なんてどうでもいいです…」
正美 「…だから何故だよ…? まだ会って一週間やそこらだぜ…?」
亨 「……(ごくっ)一目惚れです…」
正美 「はあ? 眼鏡がどうとか、髪がどうとか、文句ばっかり言ってたくせに。
そんな理由信じらんない…もう馬鹿馬鹿しいから止めようぜ?
続き読みたいんだよ」(椅子を動かそうとするが押さえられてて出来ない)
亨 「本気ですってば!! 先輩、ムッチャ可愛いっす!!
可愛くて可愛くて可愛くてすっげえ可愛い!!」
正美 「でかい声出すな!」
亨 「…(ドアを見る)
(声を落として)…可愛くて…可愛くて…俺…
…こんな気持ちになったの、初めてで…
側に居たくて……触りたいし…キスしたい…(顔を寄せて)」
正美 「…止めろ…(力なく。言ってるだけ)」
亨 「……(唇を頬に寄せながら腕を辿って手を掴む)」
正美 「……(抵抗しない)」
亨 「……(短パンを下げて触らせる)
…先輩…… お願い… 触って…」
正美 「……(キスを受け入れてソレを握る)」
亨 「!!…… んっ…
(敏感なところを親指の腹でこすられて思わず唇を離す)
せ、先輩…!」
正美 「……(亨の顔を見ながら反応を確かめつつ嬲る)」
亨 「…は…あ… ああッ… 正美…先輩… は…あっ…あっ…ああッ!!」
正美 「…亨… お前の匂いがしてる…」
亨 「…は… は… は… や… 先輩………」
正美 「…続きはここじゃない…」
(椅子から立ち上がってライトを消し、手を拭く)
(ベッドの前で服を脱ぐ)
「お前も脱げよ…」
亨 「(服を脱ぐ)…」
正美 「…(眼鏡を外す)来いよ…」
亨 「…(重なる)」
正美 「…狭いから気をつけろよ…」
亨 「…先輩…!(額の髪をかき上げて顔中キスする)」
(正美の顔を両手で掴む)
亨 「…先輩… 好きです…… 先輩は…?
先輩は俺のこと……?」
正美 「…好きだよ! 言っただろ! 好きなヤツとしかしないって!」
亨 「先輩…!(雨あられとキス)」
正美 「あっ…!」(乳首にキスされてのけ反る)
亨 「……(舌で嬲りながら左手でもう片方をいじる)」
正美 「あうっ…! あんまり…強くしないで…」
亨 「あ…ごめんなさい…」
正美 「…(手を伸ばして亨のものを手に取る)」
亨 「あ…」
正美 「………」
亨 「うん…(そのまま腹にキスしながら下がる)」
正美 「…あっ! ぅん…んん…」
亨 「むぐ!」(下がりすぎて壁にぶつかる)
正美 「…気をつけなって…お前には狭すぎるな…
……ん…… 亨… お前…入れられる…?」
亨 「…(出して)入れる? …口に?」
正美 「……女としたこと、ある?」
亨 「あるわけないじゃないすか…」
正美 「…他のヤツとは…?」
亨 「…キスと…抜きっこだけ… 入れるって…どこに…?」
正美 「…お前の大人なんだか子供なんだかわかんないとこ、好きだよ」
亨 「……(ごくっ)どこでもいいや…
先輩が入れて欲しいなら、どこでも入れます」
正美 「……迷ってんだ…」
亨 「何を…? (舐めながら)」
正美 「お前が言った通り、あと九日しかないから…
その後は、お前が上がってくるまでつきあえない…」
亨 「…昨日みたいに外で会えば…」
正美 「…お前、自分が中坊だってこと、忘れてるだろ…?」
亨 「………」
正美 「やっぱ止めておく」
亨 「……今だけでもいいっす…! 俺…! 入れたい…!!」
(膝立ちで自分のモノを握る)
正美 「………! 入れられるのかな… ちょっとどいて…」
亨 「…(どく)」
正美 「……ここなんだけど…」(自分で足を持ち上げて亨に見せるように)
亨 「……いいの…?」
正美 「…いける?」
亨 「…(頷く)」(すぐ入れようとする)
正美 「待って(ローションを取る)……
いいよ…」
亨 「…(自分のモノをあてがう…)」
正美 「あ…」
亨 「…! (手を外して正美に覆いかぶさる形で手を突く)」
正美 「あああ…(自分で広げながら)」
亨 「…入った…(キスする) どうですか…?」
正美 「あ… お、お前は…?」
亨 「…気持ち良いっす… 先輩…めっちゃ可愛い…俺…!
う、動いてもいいの…?」
正美 「いいよ…!」
亨 「うんっ!…っ …っ …っ …っ・・」
正美 「あ、あ、あ、…」
亨 「…先輩…! 俺… イきそう…せ、先輩…は…?」
正美 「ぼ、僕も…! ああっ」
亨 「せ、先輩…!! …ぅあっ!」
・・・・・・・
亨 「(ベッドの端に座って身体を拭きながら)…先輩…
…なんで、嫌いな振りしてたの…?」
正美 「うん…?(着替えながら)
…お前の兄貴に聞きな… と言いたいとこだけど…
僕も悪いんだよね…(隣にかける)」
亨 「……」
正美 「ちょっと…やっぱり苛めが頭に来てたんだろうな…
誘われた時、キツイこと言っちゃったんだ」
亨 「なんて?」
正美 「……まー簡単に言うと…
僕のタイプは身長180センチ以上、野球部のピッチャーで4番ってタイプで
アンタなんかおよびじゃない……てなことを…」
亨 「…兄貴に…?(口の端が歪む)」
正美 「そう… ごめんな… お前に謝っても仕方ないか…」
亨 「や、いい薬じゃないすか? 兄貴には。
アイツ、メンはいいから、天狗になってるからね」
正美 「そうなんだよな… アレさえなければ良い先輩なんだけど」
亨 「…でも、それと俺とどういう関係があるの?」
正美 「……お前、打順は?」
亨 「…四番」
正美 「だろ? てっきり、兄貴に何か指図されて来たのかと思った」
亨 「指図って…」
正美 「…惚れさせてキツク振ってやれ…とか」
亨 「そんな簡単にいくわけないじゃないですか」
正美 「…それがいくんだよ…」
亨 「なんで…」
正美 「だって… お前、僕のストライクコースど真ん中だもん…
出来過ぎじゃんか……何かあるって思うさ…」
亨 「…ど真ん中…?」
正美 「うん… ムチャクチャど真ん中…直球ストレート160キロでぶち込まれた感じ」
亨 「……痛そうすね」
正美 「そ。すっげえイタかった」
亨 「…それ、どっちの話…?」(キスしながら)
正美 「……どっちも…かな… お前、平気で裸で部屋うろつくしさ…
いろんな意味でイタかったよ…
青バッヂに手を出すリスク考えたらさ…
ホントは今でもイタイぜ…」
亨 「…先のことは考えんのやめましょ。
俺、来年、絶対、正美先輩の従卒やりますから」
正美 「…無理すんなよ…野球部はどうするのさ?」
亨 「2年上に、俺に勝てるヤツいないっす。
俺、一年からピッチャーで四番だから(笑顔)」
正美 「サイコー…」(キス)
亨 「…先輩…… 俺…またしたくなってきた……」
正美 「…バカ…」
・・・・・・・・
亨 「…ねぇ…先輩… ネコってなに?」
正美 「…お前はまだ知らなくていいよ」
亨 「…俺、ネコ?」
正美 「…ぷっ… ネコじゃないだろうな…たぶん…」
亨 「よかった…」
正美 「…なに?」
亨 「ネコだったら相手してもらえないんでしょ?」
正美 「………どうかな…? うーん…結構がんばっちゃったかもな…」
亨 「がんばる…?」
正美 「…だから、そのくらい、ど真ん中ってこと」
亨 「好き…」
正美 「なんだよ…」
亨 「すげえ言いたいの、好きって!好き好き大好き!」
正美 「バカ、ほんとバカ…バカついでにもっと言って」
亨 「すっげえ好き!大好き!めちゃくちゃ好き!
も〜すっっげ〜〜〜〜好き!!」
正美 「…大バカ…」
・・・・・・・・・・
第4章・終わり
第5章・1へつづく>>>>>
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・・・正美君は、いわゆる「眼鏡を取ったら美少年」というヤツをやりたくて作ったキャラで、普段は「花のピュンピュン丸」のケメコとチビ丸を足して割ったようなの(笑)チビ丸可愛くて好きだ(他のキャラも秀逸)。さて、私にしては珍しいラブラブカップルの誕生と相成ったわけですが、どうなるんでしょうねぇ…この2人…私が贔屓にすると大体、泣かされるから(笑)出来ちゃった後の八ヶ月は長いぜ。
あ、従卒ってのは軍隊で将校の身の回りのことをする兵隊さん。着替えを用意したり靴を磨いたりする。志峰は寮生活なので3年の身の回りをことを1年生がやる風習があるのですが、それを「従卒」と呼ぶのです…本当は寮の1年と3年を相部屋にしようかと思ったんだけど、それもやばそう(笑)なんで止めました。寮…かなりいい加減…話ごとに違う…(^_^;) 海神
■the Back of Moonlight(月光の裏側で) <24>■海神社 Kaijin-sya 第一版 2007/07/22
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