the Back of Moonlight
月光の裏側で
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第15章 アイシング 〜番外編〜多田光克&桐窪貢 with 星赤慧〜
3.
(11月のある休日)
(光克の実家/東京B区内のマンションの一室)
(夜 寝室 ベッド上)
貢 「……星赤さんだと思って下さい…(また抱き締めて)
…僕が受け止め損ねた分、先輩に返します…
(言いながら体を浮かすと帯を解いて手を入れる)」
光克 「…桐… 脱ぐからちょっと離せ…」
貢 「…(離す代わりに浴衣の衿を掴んで開くとうなじにキスする…
そのまま開いてゆく…)」
光克 「ぅん…」(半身残したまま…ダウンライトの灯に肌が浮かぶ)
貢 「……先輩… きれい…」
(うなじから首筋から鎖骨から胸からキスしまくり…)
(押し倒すように寝かせて脇腹から胸に手を滑らせる…)
光克 「ん…!」(背を反らす…)
貢 「感じるの…?」(指を止めて繰り返す…)
光克 「……(びくっとなる)」
貢 「…感じやすいんですね……
(手はそのままに体を下げて腹の中心に舌を這わす)
先輩… いいの…?(囁く)」
光克 「……」
貢 「(手で持ち上げる)…(キス………)
(少しずつ硬くなってゆく)
ん… (体を離して上から眺める…)
…光克先輩… すっごいきれいです…
…先輩の…… 角みたい… 俺………(声が震える)」
光克 「………(手を伸ばす)」
貢 「…(手で制してかすかに首を振る)」
光克 「…(代わりに腕を引く)」
貢 「……(重なる…)」
(ぴったり胸を合わせて抱く…………)
先輩……俺… 先輩を汚したくない……
なのに…! …うんっ…
ご、めん、なさい…っ… (抱き締めてた腕を伸ばす)
あ… あ… あ…… ・・・・
・・・・・・・ んん… ん…んっ!!
んっ… は…あ…はぁ……
(腕で支えたまま腰を上げる…)
(見て確認して下を向いたまま)…ごめん…先輩…」
光克 「……貢……(顔に手をやる)こっち向けよ…」
貢 「………(目を合わせる)」
光克 「…(微笑んで)ありがとな…」
貢 「先輩…?」
光克 「…アイツがここへ来なくなってもうずいぶんになる…
…俺はここが嫌いだった…
…でも…少し好きになれる気がする…(笑う)」
貢 「…!… (ゆっくり頭を下げる)
…いい?」
光克 「……(ほんの少し頷いて目を閉じる)……」
二人 「…………………………………………」
(キスしながら体勢が変わってゆく……………………)
光克 「…(唇を離して)…アイツは教えないのか?」
貢 「…………(気が抜けてる)先輩……俺……腰が抜けそう……
(生つばを呑む)…星赤さんと……いつもこんなキスを…?」
光克 「(かすかに笑って)…いつもじゃないよ。
…これは…(にやっと笑って)スペシャルクラスだな。
…お返しさ。アイツに返してやれよ…」
貢 「…もう一度…」
二人 「…………………………………………」
貢 「………」(体に腕を回したまま離さない)
光克 「…桐? 大丈夫か…?」
貢 「……もう一度アイシングしないと……(呟く)」
光克 「…! (体を離そうとする)」
貢 「(離さない)…体が火照って……………収まらない………………」
光克 「……」
貢 「……」
(腕を回したまま光克の身体を横たわらせ、残っていた浴衣を剥ぐ)
(膝立ちになり、後ろに下がってじっと見る…)
光克 「……見てるだけか?」
(貢のやることを素直に受け入れたまま…)
貢 「…(笑って)見るだけで充分です……
(腰を下げて握る…)
…それ以上は……俺じゃなく…(…湿った音が響く…)
…先輩が…本当に…好きな人と…して…くだ…さい……・・・っ!!」
光克 「………(…腹の上に飛び散った貢のザーメンと貢を交互に見つつ)
……それで…収まったのか……?」
貢 「…ぅ… (先端を押さえてる)
(顔を上げてにっと笑う)
…収まるも収まらないも…俺の、もう空っぽですよ。多分ね」
光克 「…そのまま冷めるなよ…?(笑う)」
貢 「…醒めませんよ…俺にとっては…夢みたいなもんだから…
もうずっと…夢だと思ってますから……
…触っても…?」
光克 「…(目顔で頷く)」
貢 「……(つばを飲む)………(恐る恐る手を出す)」
光克 「…触るのが嫌なら無理しなくていいぜ…」
貢 「…台詞が逆です… いいんですか? 本当に?
後悔しません?」
光克 「…お前、いい加減にしろよ…俺はダッチワイフか?」
貢 「! すいません…(指先でそっとつかむ)
……ずっと…このままで居られるんですね………(さするように…)
(生つばを呑む)……駄目だ、俺、また熱くなってきた…!
……先輩、冷静すぎ…!
(のぞき込むように光克の顔を上から見て)
…俺じゃ熱くなれませんか…?
星赤さんだと思っても……?」
光克 「(手を伸ばす)こっちへ来いよ…」
貢 「……(隣に添い寝するような形になる。手はまだそこ)」
光克 「…(ほおに手をやって)お前に追っかけ回されてる時だって
俺はお前を嫌だと思ったことはないぜ。
厄介なことだとは思ったけどな」
貢 「光克先輩…!」
光克 「…お前がそう呼ぶと他の奴らが怒るから黙ってたけど、
俺、嫌いじゃなかったぜ…」
貢 「……! (がばっと体を重ねる)」
光克 「桐、まだ…!…… (唇を塞がれる)
!(ぎゅっと握られる)」
貢 「…今だけ… 光克って呼ばせて…?」
光克 「…(かすかに頷く)」
貢 「…………」
光克 「…………」
貢 「……俺…なんかぼおっとしてきた……
なんでだろ…?」
光克 「……今さら止めるなよ…?」
貢 「止めませんよ… 光克… 気持ちいい?(耳元で囁く)」
光克 「(びくっとする)……ああ……」
貢 「……呼んで欲しい…?」
光克 「…………」
貢 「光克… 溢れてるよ…?」
光克 「!…………」・・・・・
貢 「……音が…… はぁ……(肩で息をつく)
(体を起こす)
…光克…っ 光克! イって…! でないと…」
光克 「……………………ぅ… ぁ… まこと…っ!!」
(……荒い呼吸音が響く……)
貢 「(それを握ったまま動かずにゆっくり光克を見、自分に
飛び散った光克の痕跡を見る…)
はぁ… (ばたっと仰向けに倒れる)」
光克 「…………(肩で息したまま)」
貢 「…そうか… そういうことか……
……………(天井を見つめてる)」
光克 「…桐…」
貢 「先輩よしてください(硬い声)…謝らないで。
そういう筋合いじゃないでしょ?
…僕が間違った。そうでしょ?(体を起こす)
…浅野さんだと思って下さい… (光克の顔を見ながら)
そう言うべきだったんですね…?
…光克? だよね?」
光克 「…ああ(上から覆うようにかぶさる貢の顔は逆光で見づらい)
…怒ってるのか?」
貢 「…そんな筋合いじゃないのにね。
…すっげえ怒ってますよ…ムチャクチャ腹立ってます。
カッコつかねぇってくらい。
スッゴイ気持ちよくイかしてるつもりだったのに、
(顔をすぐ近くまで寄せて)あんな声で他人呼ばれちゃったら…」
光克 「悪い…」(かすかに目を伏せる)
貢 「(顔のあちこちに優しくキスしながら)
…悪いと思ってるの? 光克? ホントに?
…じゃあ…コレは何? (触る)」
光克 「…………」
貢 「…もう半起ちじゃないですか…(唇にキス)
光克…気持ち良かったんでしょ?(触りながら)
…もしかして……他人の手でイクのは初めて?」
光克 「…いや… 慧が……」
貢 「…ああ… やっぱりね…その程度は手出してるんだ……」
光克 「…昔の話さ……子供の遊びだよ……
少なくとも志峰に入ってからは初めてだな…
…それより……俺達、…汗とザーメンでどろどろだぜ?」
貢 「…シャワー浴びますか?」
光克 「ああ(体を起こす)
ふ〜〜… …お前、気になんないの?」
(テイッシュボックスを取る)
貢 「え? ああ… 光克先輩のザーメンならね(笑う)
自分のはちょっといや。(渡されたティッシュで拭く)
いつもはもうちょっと余裕あるんですけど。
…今日はいっぱいいっぱいだったから。
そんなの構ってられるかって感じでした…
ごめんなさい(あたまを下げる)」
光克 「…一緒に来いよ(シャワールームに向かう)」
貢 「え、…一緒に?」(後についてゆく)」
光克 「…ここのバスルーム広いだろ。一緒じゃ嫌か?」
貢 「えっ!? いえ、全然!(首を振る)
うふふ…」
光克 「…なに、笑ってんだよ?」
貢 「なんか、嬉しくて」
15章 4 <56>に続く...>>>>>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
・・・あ〜あ…やっちゃった。ごめんね、まこと。と、何故まことに謝るのか?…まことにはずいぶん可哀想な目に合わせてるから、せめて手付かずな光克を、と思ってたんだけどね。なんでかしらん、桐君に弱いのよね〜(~_~;)え〜と、桐君は、マース、正美、光克と、これで三人目か…お前、やりすぎだって。 海神
■the Back of Moonlight(月光の裏側で) <55>■海神社 Kaijin-sya 第一版 2009/03/19
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