the Back of Moonlight
月光の裏側で
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第12章 銀杏門 〜加藤亨 & 奥寺正美 with 桐窪貢〜
 2.     
     (西望寮 翌朝6:00)

用務員 「…加藤亨君、電話が入っとる…」(扉を開けて声を掛ける)
亨   「(がばっと起きる)…あ、すぐ行きます!」
     (上段から飛び降りる)
用務員 「…静かにしなさい」
亨   「(廊下に出て)誰から…?」
用務員 「従兄さんだそうだ…休みに上京するんでその件でと言っとった…」
亨   「はぁ…?『従兄??』
     お待たせしました…(電話に出る)」
正美  「……亨…?」
亨   「…あ…! ま… 正美せ…さん…?!」
正美  「…そう… 元気…?」
亨   「元気です!(声を聞いた途端、元気になってしまった…)」
正美  「!! …そっか……ホントに…?」
亨   「え…と… はい… いえ… あの……」
正美  「…ごめんね… 会いに来てくれたんだよね…?」
亨   「…うん…」
正美  「……もう、会いたくない…?」
亨   「会ってもいいの…?」
正美  「…だって…会いたいよ…! 顔見て話したい。
     …一昨日のとこで同じ時間に。ダメ?」
亨   「まさか! じゃあ後で…!(切る)
     ありがとうございました!」
用務員 「はいよ…」
    (廊下を戻りながら)
亨   「……いーよっほーーい!やったぜ!」(ガッツポーズ)

・・・・・・・・

    (銀杏門付近にて)

正美  「(周りを見回して)…亨? いないの?」
亨   「先輩っ! 上! 上です!」
正美  「(見上げて)…そんなとこに居たの… こないだも…?」
亨   「うん… 先輩、上がってきてよ…
     この木、釘を打ってて簡単に上がれるから」
     (引っぱり上げる)
正美  「ふぅ… (隣に座る)
     二人も乗って大丈夫かな…?」
亨   「どうでしょう?…根元にそっとしてれば…
     …なんなら俺の上に跨がったら?」
正美  「え…」
亨   「枝が折れたら俺が支えます」
正美  「……(上の枝を握って跨がる)重くない?」
亨   「…案外そうでもない…それよりも…この体勢エッチっぽい」
正美  「…バカ…言うなよ…」
亨   「…先輩、わざと当たるように跨がったでしょ…?」
     (顏を寄せる)
正美  「…そんなことないよ…(舌を合わせる)
     お前のが半起ちっぽかったから避けただけ」
亨   「…もう半起ちじゃないですよ…」
正美  「…そうだね…」
亨   「…先輩も……」
正美  「うん……」
亨   「…先輩…揺らすのはなし……」
正美  「うん……………」
二人  「……………………………」
亨   「…先輩… 俺、破裂しそう…」
正美  「…降りる…?」
亨   「…門、閉まったよね…?」
正美  「うん…」
    (降りる…そのまま倒れ込む)
亨   「(息が荒い)先輩…俺、入れたい…ダメ…?」
正美  「…ダメなわけない…! (言いながらベルトを外す)
     亨、そこにもたれて座って」
亨   「先輩…!(言われた通りにしてベルトを外す)」
正美  「…亨…! (出されたものを最初から奥まで銜える)」
亨   「あ…! 先輩…! ダメ…! 俺、すぐ行っちゃう!
     出して…! 」
正美  「(出す)…耐えて…」
亨   「うん…!(自分の先走りを伸ばす)」
正美  「(跨がる)…使ってないから…時間かかるかも…
     ごめん…馴らしとけばよかったね…」
亨   「…俺も… 持たないかも…」
正美  「…いいよ…すぐイっちゃっても…
     僕の中に出して………ん…あ……ん……あ…亨ぅ…!
     ん… ん… ん…っ」
亨   「…あっ… 先輩…すげえいい… 最高…
     先輩…! 俺…我慢出来ない……!(ぐっと突き上げる)」
正美  「あっ… あ、あ、あ、あ、あ、あ、(前のめりに胸を合わせる)
     あ…ん…っ とおるぅ… …好き…! 大好き…!」
亨   「…お…れ…も…! あぁぁ…… せ…んぱい…
     おれ… いっちゃう……… んんっ!! …んっ…!…」
正美  「…ぁ…!……」
亨   「…………はぁ…あ… ふ…ぅ… 先輩…?」
正美  「……うん…?」(亨を抱き締めてる)
亨   「……そのままでいてくれる…?」
正美  「うん…? いいけど…?」
亨   「…もう1回していい…?(すぐ近くなので囁くように)」(キス)
正美  「え…?」(キス)
亨   「……すぐだから…ね…? お願い…」
ふたり (キス………………)
正美  「…ん… ほんと…すぐだね…」(微苦笑)
亨   「…なんなら三回目も…」(腰を上げる)
正美  「…ん… …バカ…」
亨   「…今度はイクまで持たせるから……」(ゆっくり突き上げる)
正美  「…僕のことは気にしなくていいって……」
亨   「そんなわけにいきませんよ…!
     俺のこと、忘れられなくしたいんだから…!」
     (正美の尻を掴んで浮かせると、ぐっと突き上げる)
正美  「…ああっ…! …忘れられるわけないだろ…っ!
     あっ あっ あっ あっ あっ と、とおる……
     つぅ… あぁ…! こんな… こんなの… 
     ぅあっ あっ あんっ あんっ あっ …そんな…
     あ…? あ あ あ で、出る…!!!」
亨   「………俺も…!!(抱き締める)」
正美  「…あ…ん… (倒れ込む)
     …ハ…ア… ハァ… ハァ…
     …ごめん… 」
亨   「…なんで謝るの…?」(抱き留めたまま)
正美  「…汚した… これから寮に戻るんだろ…? どうする…?」
亨   「…ああ… 平気… アンダー持ってるから…」
正美  「そっか……」(ぐったり身体を預けてる)
亨   「……俺、やっぱ先輩が一番好き…!(言いながらぎゅっと抱き締める)」
正美  「…………(にこっと笑うが、少々違和感を感じる)
     ……いちばん…? …てことは二番があるの…?」(顔を上げて亨を見る)
亨   「…!… …先輩…ごめん…! 
     俺、遊ばないとか裏切らないとか言ってたけど…… ……破った…」
正美  「…!!… …何をしたの…?」
亨   「…別のヤツと…やっちゃった………」
正美  「…!」 (身体を離して外す)
亨   「先輩…! (膝立ちになった正美を見上げて)
     ご免! 許して!
     俺に出来ることならなんでもするから…っ!」
正美  「誰…?」
亨   「え? 相手…? え…と」(視線を外す)
正美  「…同級生?」
亨   「…(頷く)」
正美  「……前から…?」
亨   「違うよ! 俺、先輩のこと、相談にのって欲しくて
     は、話してたら、アイツ、俺のこと、好きだって…!
     し、親友なんだ…! だから… だって…(下を向く)
     先輩からは全然連絡無いし……
     一回だけのつもりだったんスよ…!
     こんな長く会えないなんて思わなかったから…!
     ………つい…
     …アイツ… けっこう可愛いんだもん…(小さい声)
     ……それに… 先輩だって…………(ますます小さい声)
     ……俺、…おとつい、ここで散々泣いたっす……
     …すげぇみじめだった……」
正美  「……僕のこと、嫌いになった…?」
亨   「…(首を振る)
     …わかってるでしょ?(顔を上げて正美を見る)
     俺の不動の一番は先輩です」
正美  「…(苦笑)わかったよ… 許す… 
     僕もお前を責めたり出来ないもんな…(立ち上がる)
     いいよ… やりたい盛りだもんな…(服を着る)
     我慢しろったって無理だろ…?
     やらせてくれるヤツが近くにいたらそうなっちまうよな……」
亨   「先輩も…?」(腰を浮かす)
正美  「(苦笑)僕はちょっと違うけど…
     まあ、似たようなもんか…」
亨   「…アイツにやらせてるの…?(声が変わる)」
正美  「亨?」
12章 3に続く...>>>>>

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・・・嫉妬心よりも「会える!やりたい!」が勝ってしまう亨でありました…いいヤツです。世間と隔絶した場所(山の中)で育った亨の世界観はシンプル。自分にとって現実感がないことには興味が持てません…そして、好き=やりたい(やってもいい)…という単純さなので、はっきり言って先が思いやられます…天然無自覚タラシというタイプ?…正美は苦労すると思います(笑)…でも正美は「苦労」するの、好きそう… 海神

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■the Back of Moonlight(月光の裏側で) <47>■海神社 Kaijin-sya 第一版 2008/10/26
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