第2章 外へ 3. 傷 ※今回は、昼間で野外で服も着てます(笑) (山道を歩きながら) まこと 「…この道、大丈夫なの…? 人の歩いた形跡が全然ないんだけど?」 光 克 「…ああ、大丈夫。ここ渇いてるけど沢だから。 なあ、いいかげん、怒ってる理由教えろよ…?」 まこと 「………お前、寝てる時、起ってたの、自覚ある?」 光 克 「あ?… いや…あんまり…」 まこと 「…すぅすぅ寝てるくせにテントが起ち始めたから、 ちょっと好奇心でベルト外したのさ、すぐ気がつくと思ったし。 イテッ…(岩に軽くつまずいた拍子に手を枝ではたかれる) …なのに触っても気がつかずに気持ちよさそうに寝てたよ」 光 克 「……」 まこと 「……」 光 克 「…… まさかそれが理由かよ!?」 まこと 「……」 光 克 「ようするにお前ほっといて寝てたのを怒ってるんだろ? 悪かったって…」 まこと 「…そうじゃない。…お前があちこちでくかーと寝るのは、 今に始まったことじゃないだろ。そんなんで怒ってたら身が持たない」 光 克 「じゃ、なんだよ?」 まこと 「……ちょっと触ったんだ… お前、すっごく幸せそうな顔してた」 光 克 「………(何を言っていいかわからない)」 まこと 「それが怒ってる理由」 光 克 「…全然わかんねぇ」 まこと 「…そうだろうね! 水音がしてる…僕、先に行くから!」 (と、走り降りる) 光 克 「まことっ! 滑るから気をつけろよ! …いったい、なんなんだよ…?」 ・・・・・・・・ まこと 「…遅いよ!」 光 克 「…もう、入ってんのかよ…」 まこと 「だって、そういう意味でしょ? 気持ち良いよ、光克も早く来なよ!」 光 克 「よし」(と、荷物を下ろす) まこと 「最初、びっくりしたよ…湯気立ってんだもん」 光 克 「ダムが出来る前、温泉があったらしいから、 その流れじゃないかな… でも、出たり出なかったりで いつもあるわけじゃないし、足湯くらいにしかならないからな」 まこと 「でも充分気持ち良いぜ…極楽…」 (岩を背にして河原に掘った穴に溜まったお湯に足をつけてる) 光 克 「…機嫌直ったみたいだな」 まこと 「あ、思い出させたね」 光 克 「…薮蛇か… 何がいけないんだよ? 気持ちよかったから気持ち良いって顔してたってことだろ? いちいち文句つけるなよ!」 まこと 「…いけなくないよ。幸せそうな光克の顔見れて、僕も嬉しいよ」 光 克 「じゃ、何だよ?」 まこと 「……夜より、幸せそうだった」 光 克 「…夜って…」 まこと 「僕とするより、夢の方が楽しいんだろ!」 光 克 「そんなわけないだろ!」 まこと 「僕、あんな顔の光克、見たことないもん」 光 克 「………俺、…どんな顔してた…?…」 まこと 「ん? ……知りたい?」 (足で光克の足をさする) 光 克 「……」 (黙る) まこと 「…そういう苦しそうな顔じゃなくて…(顔を光克に近づける) ふにゃぁ〜〜って笑ってた」 光 克 「!… お前、俺をからかってるだろ?」 (目の前のまことに低い声で…首にまことの手が回されてる) まこと 「からかってなんかないよ… ほんとに幸福そうな顔してたから… …こっち向けよ…」(声が低くなる) 光 克 「…お前がいたからだよ…(目を伏せてまことのなすがまま) お前がいると俺はすごく安心できるんだ… お前が隣にいるのがわかってたから幸せな顔してたんだよ…」 まこと 「うふ… もう、いいよ… 喋らないで…… 喋るよりも……」 ・・・・・・・・ 光 克 「…暑くないか…?」 まこと 「ぅん… 汗かいてるね… 出ようか…」 光 克 「まこと、タオル」(と、リュックから出して放る) まこと 「あ、さんきゅ… (すでに上半身はTシャツのみ) ジーパン、かなり濡れてるわ… まだ時間有りそう? ありそうなら、脱いでちょっと干しとくけど?」 光 克 「30分くらいなら大丈夫だろ(すでに脱いで岩場に干してる) …おい、何やってんだよ…?」 まこと 「うん? ビール冷やしてる」 光 克 「結局、持ってきたのかよ… アルコール禁止って言ったのに」 まこと 「あ! …そういう意味だったの… わかった。ビールを飲む前にすりゃ、いんだろ? 30分経てば服も乾くしビールも冷える。ちょうどいいじゃん」 光 克 「…プレッシャーは、どこ行ったんだよ?」 まこと 「消えた。…なあ、身体が冷える前にやろうぜ…」 光 克 「………」 まこと 「……岩の上で仁王立ちになって見下ろされてるのも悪くないけどさ、 なんとかしてくれないと、また自分でやることになるんだけどな… …ねぇ…来てよ…(と、自分の座ってる岩の隣を指さす)」 光 克 「……(しぶしぶ隣に腰を下ろす)」 まこと 「うふふ…(頭を光克に寄せ掛けて) 変なの… どこかで猿が見てるかも。 あの裸の猿は、あそこで何やってんだ?って」 光 克 「…裸の猿…か…… まこと、ちょっとどいて」 (そう言うと立ち上がって下着を脱ぐ) まこと 「あ?」 光 克 「……脱げよ。それで…」(腕を引く) まこと 「光克…?」(光克に乗るような形で) 光 克 「……入れていいか…?」(抱き締めながら) まこと 「(ごくっ)……それがしたかったこと…?」 光 克 「……ああ…」 まこと 「………(身体をずらす)」 光 克 「う…… 」 まこと 「…入るかな… 待って… ちょっと慣らすから… んん…」 光 克 「俺がやるよ…」 まこと 「いいよ…」 光 克 「…(まことの手首を持って首を振る)」 まこと 「……(腰を浮かす」 光 克 「(指を濡らして入れる)………いいか…?」 まこと 「うん…」 光 克 「……う…あんまり強く握るなよ…」 まこと 「ごめん…」 光 克 「…… 二本目…大丈夫か?」 まこと 「…うん… あ… 行けそう… ……このままでいい…? それとも上になりたい…?」 光 克 「…お前、痛いだろ…? このままでいいよ…」 まこと 「……… ぅ…ん… 入ってく… つっ… あぁ… あっ! 光克、駄目、動かないで…まだ駄目… !突かないで…!…ねぇっ!痛い…っ …痛いよ……ね…駄目だって…! あっ つ…かない…で……ひっ… そんな……突くと……ぁ…ぁ…ぁ…ぁ…ぁ… 」 光 克 「…止められるか…だいいち……お前の…腹にぶち当たってる…んっ! 行くぜ…!」 まこと 「あぁっ! あ…っ……あっ…ぁ…だめ…すげ…いい… みつき…だめ…ぁ…ぁ…ああっ 光克っ…! もっと…! 突いて…っ…あっ…あっ… 光克ぃ…出ちゃう…っ…ああっ! … … …」 光 克 「…(荒い息)」 まこと 「…はー………はー………・・・ …は…(光克の上からころげるように降りる)」 ・・・ 光 克 「……膝から血が出てる…」 まこと 「…大したことない…」 光 克 「俺がもっとちゃんと抱いてやってれば…」 まこと 「…違う… お前に突き上げられてるだけだと抜けそうだったから、 自分で押さえたかったんだ」 光 克 「血。手にもついてる」 まこと 「あ? ああ…これはさっき降りてくる時、枝で切った…」 光 克 「傷口開いたんだな…(手を取ると傷口を舐める) … あ、ごめん。汚いか?」 まこと 「え? いや、その癖、久しぶりに見るなと思って」 光 克 「癖?」 まこと 「…血が出てると、舐める癖。 身体、洗ってくるわ」 光 克 「あ、俺も行く」 ・・・・・・・・ つづく…>>>>> +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ・・・なんでこいつらはどこでもビールなの? それはね、作者が好きだからだよ。 なんてな。以前はスキー場で飲むためにミニ缶をわざわざ持って行ってたっけ。弱いのに(弱いから?)飲みたがり。山は標高が高いと酒の回りが早いので要注意ですね。一応光克はザル(底なし)という設定、まこともかなりいけます。全寮制の男子高で六年間過ごして飲めないわけないでしょ!って感じですね…設定、昭和だし(笑)…海神
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・・・なんでこいつらはどこでもビールなの? それはね、作者が好きだからだよ。 なんてな。以前はスキー場で飲むためにミニ缶をわざわざ持って行ってたっけ。弱いのに(弱いから?)飲みたがり。山は標高が高いと酒の回りが早いので要注意ですね。一応光克はザル(底なし)という設定、まこともかなりいけます。全寮制の男子高で六年間過ごして飲めないわけないでしょ!って感じですね…設定、昭和だし(笑)…海神
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