the Back of Moonlight-03



the Back of Moonlight
月光の裏側で
... 3 ...

 言って!…<5> お風呂篇

まこと 「光克…」
光 克 「…ん…?」
まこと 「入れてって言って…」
光 克 「……………」
まこと 「…光克?」
光 克 「……………」
まこと 「ねぇ…?」
光 克 「…そんなに言って欲しいか?」
まこと 「え?…うん…」
光 克 「……じゃあ、好きにしろよ」
まこと 「え!? …どういう意味…?」
光 克 「言葉通りだよ。お前の好きにしていい」
まこと 「(ごくっ)…」
光 克 「…だから頼むな」
まこと 「…それって…お前が入れてって言うまで僕がお前を好きにしていい…ってこと…?」
光 克 「ああ…俺が言うかどうかは…わからないけどな…
    ただし、今日は俺がお前に頼まない限り、それはなし、いいか?」
まこと 「オッケー!」
光 克 「! やけに自信があるんだな…」
まこと 「へへ…明日、午後からなんだ。教授が出張でさ、休講。
    …待てば海路の日和在りってこういうことかな〜♪」
光 克 「! なんで灯つけるんだよ?」
まこと 「好きにしていいって言っただろ?」
光 克 「………」
まこと 「…たまにはいいだろ? 今日のところは観念しろよ、
    僕が頑張ったってお前が言わなきゃ、終わりなんだしな……
    カードはまだお前が持ってるってことさ」
光 克 「………」
まこと 「…じゃ、とりあえず……」(と、ベッドを降りて机から何か取ってくる)
   「手、貸して」
光 克 「… あ…?! なにすんだよ…?!」(セロハンテープで両親指を巻く)
まこと 「…ちょっと縛るだけさ…でないとお前はすぐダメだの終わりだの言い出すから」
光 克 「……」
まこと 「…好きにしていいんだよな……?」
光 克 「……」
まこと 「男に二言は無し」
光 克 「…好きにすりゃいいだろ!」
まこと 「じゃ、まずは、風呂からだな」
光 克 「えっ!?」
まこと 「一緒に入りたかったんだよな、前から。ほら、来いよ?」

・・・・・・・

光 克 「……」
まこと 「うふふ… だめだよ…じっとしてないと…」
光 克 「…お前がわざとやってんだろ!…やめろってば…! くすぐったいんだよ!」
まこと 「洗ってやってるだけだろ…動くなよ…!
     ……昔、洗ってくれたよな…手、折った時…」
光 克 「…ああ…」
まこと 「…あの時ってさ… 少しは感じてた…?」
光 克 「! …忘れた」
まこと 「…僕は感じてたぜ…?」
光 克 「!! …嘘だろ?…」
まこと 「嘘。 ふふふ…」
光 克 「…ぅ……」
まこと 「こんなふうに洗われたらわからないけどね……手、上げて」
光 克 「……」
まこと 「上げて。好きにしていいって言ったのはお前だぜ?」
光 克 「……」(渋々腕を上げる)
まこと 「…!………何が効いたのかな…? これ…? それともこっち?」
光 克 「…やめろってば…っ…」
まこと 「…やっぱり縛っておいて正解だね…]
光 克 「そこはいいって!」
まこと 「何言ってんの、ただ三助してるんじゃないんだからさ、
    ここを洗わせてくれないと♪」
光 克 「!……っ…」
まこと 「ん…ふ」
光 克 「……何がおかしいんだよ…?」
まこと 「え?…おかしいわけじゃないよ…………」
光 克 「……………」
まこと 「…気持ち良い?」
光 克 「……………」
まこと 「………僕さあ…お前のって凄く好き」
光 克 「は?」
まこと 「……このラインとかさ……反り具合とか……」
光 克 「何言ってんだよ?」
まこと 「だから…これ、(ぎゅっと握る)の話」
光 克 「!……お前の方がよほど立派だろ…」
まこと 「僕? 僕のねぇ… お前のの方が好きだな、ラインが鋭角的だろ?
    このきゅーって感じがすき。
    僕にとってはまさしくファルスってイメージだな…」
光 克 「…………余計なこと考えるなよ…」
まこと 「そうだね、今はお前のことだけ考えるよ」(とこめかみにキスする)
光 克 「…あっ!…」
まこと 「ふぅん… ここ感じるんだ…?」
光 克 「…………そうじゃなくて…」
まこと 「………」(後ろに回る)
光 克 「…………」
まこと 「……まだ言ってくれないの…?」
光 克 「…そう簡単に言えるか」
まこと 「…ケチ…いいよ…」
光 克 「…は…ぁ… … … あ!?…なに…?」(身体の向きを変えさせる)
まこと 「…どうせならこっち向いて」(鏡の中の光克に向かって)
光 克 「…おい…っ!」
まこと 「…いいだろ、これぐらい。ちゃんと見てろよ」
光 克 「…恥ずかしんだよ…!」
まこと 「なにが?」
光 克 「……いいよ、もう……ん…んん…まこと…っ…あっ…」
まこと 「……」
光 克 「まこと…っ」
まこと 「いいよ、行けよ…!」
光 克 「…う…っ………」
まこと 「(キスしながら鏡を見て)…たくさん出たぜ……
     ほんとは欲しかったんだろ?」
光 克 「……」(息が荒い)
まこと 「…素直にならないと、夜はまだ続くんだぜ?」
光 克 「…俺が言うまで…?」
まこと 「あ、ああ…」
光 克 「…こんなやり方じゃ無理だな」
まこと 「! …言ったな…覚悟しろよ…」(後ろからぎゅっと抱き締める)
光 克 「…… まこと… これ、外せよ…」
まこと 「…やだ…」
光 克 「……俺に何もさせない気かよ?」
まこと 「…何をしたいの…?」
光 克 「…………俺ばっかりじゃ……」
まこと 「そんなこと気にしなくていい…」
光 克 「…でも……お前は…?」
まこと 「いいんだって」
光 克 「…じゃ…それ…どうすんだよ…?」
まこと 「…どうもしない…
    こうしてるだけで僕は気持ち良いんだからお前は黙って抱かれてろよ」
光 克 「………」
・・・・・・・・・・・・

  ・・・続く(続いたよ!?…まいったね…)

NEXT

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長い夜になりそうだ…。。。
まことってしつこそう… あ、褒め言葉だから。この場合。
お風呂篇であと二回くらい出来そう。もちろん風呂から出た後もあるわけで、まことってば、本気で寝る気ないな…がんばれ、光克!海神

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